In Press Releases

2023年6月14日

 

ASOCSとWNCは、WNC社のOpen RAN対応無線ユニットとASOCS社のCYRUS® ローカル/プライベート5G vRANとの完全なインテグレーションを実施したことをお知らせいたします。日本の工事設計認証取得済み無線ユニットとのインテグレーションは、日本のローカル5G市場において大きな一歩であり、同時にOpen RANエコシステムコンポーネントの持続可能なサプライチェーンを求める日本企業やグローバル市場の需要へも応えます。このパートナーシップを通じて、信頼性の高い検証済みソリューションを提供することにより、日本および世界市場において重要で相互に有益な関係を築くものと考えられています。

 

ASOCS 最高執行責任者 (COO) のShahar Haroushは、「日本市場にて認証取得済みのOpen RAN無線ユニットを提供するパートナーの存在は、多くのレベルで不可欠です」と述べております。また、「WNCは、企業へ信頼できる製品とサービスを提供するだけではなく、世界的な供給不足に対処できる幅広い製品ラインアップを持つ、信頼できるパートナーです。ASOCSの高性能なCYRUS® vRANソフトウェアと組み合わせた高品質な無線ユニットを提供するために、WNCとのパートナーシップは不可欠であると考えています」と述べました。

 

さらに、「このパートナーシップにより、高速で信頼性が高く、かつ拡張性に優れたプライベート5Gネットワーク (日本におけるローカル5G、またはL5G) を迅速に提供できることになります。このパートナーシップは、2023年およびそれ以降の日本における本格的な商用導入と国際的な躍進の鍵を握ると考えております」と続けます。

 

WNC ネットワーキンググループバイスプレジデントのJames Chenは、「ASOCSとの協業により、スプリット7.2x フロントホールネットワークの実装によるコスト削減と接続速度向上を実現する世界で認証取得済み無線ユニットを提供できることを喜ばしく思います」と述べています。さらに、「WNCはネットワーク通信の専門知識を活用することで、パートナーが企業、産業、また商業施設などのニーズに迅速かつ適応性の高い、より良いプライベート5Gネットワークを構築するための技術支援を提供し続けます」とも述べました。

 

日本はスマート製造においてインダストリー4.0の原則を最も採用している国の一つとなっています。ASOCSとWNCのこのパートナーシップにより、増え続ける需要へ対応できるソリューションが提供されます。

 

 

ASOCSについて

ASOCSは、クラウドベースのプライベート5Gネットワークを拡張性の高いSaaSモデルで提供し、エンタープライズの生産ラインとエッジアプリケーションの連携をサポートしています。

ASOCS CYRUS® 5Gソフトウェアを利用することで、エンタープライズは、標準的なハードウェアを使用して独自のネットワーク構築が可能となります。ASOCSは、エンタープライズが簡単にプライベート5Gネットワークを構築できるだけでなく、高いネットワーク信頼性、セキュリティ、および超低遅延の恩恵も享受できるようにします。

www.asocscloud.com

 

WNCについて

Wistron NeWeb Corporation(以下、WNC)は、台湾の新竹に本社を置く、年間売上高32億米ドルのネットワーク通信ソリューションのリーディングプロバイダです。WNCは、研究開発拠点を台湾に、製造拠点を台湾、ベトナム、中国に、販売拠点を米国、英国、ドイツ、日本に持ち、世界中で13,000人以上の従業員を抱えています。WNCは5Gエッジインフラ、衛星ブロードバンド、衛星放送、企業ネットワーク、Wi-Fiデバイス、自動車接続、スマートホームなどをカバーする包括的な通信ソリューションを提供しています。アンテナ/RF設計とシステムインテグレーションにおける専門知識を活かし、WNCはネットワークブランド、主要通信事業者、自動車メーカー、カーエレクトロニクス企業の主要サプライヤーとしての地位を築いています。

詳細 www.wnc.com.tw

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